2012年12月29日土曜日

サムスンのことがマンガで3時間でわかる本

サムスンのことを、ざっくり把握したかったので
読んでみたのだけど、、、人に勧められるかは微妙なところ。

1トピックス=1見開き

っていう構成で、右ページが解説、左ページがマンガ、なのだけど
このマンガがびっくりするくらい意味がない!
意味が無さ過ぎて面白いくらい、意味がない。

ちなみに内容も飛び切り薄いけど、サムスンすげーなってことは
3時間でざっくり把握することはできた気がする。





・サムスンは材料の調達はかなり日本からしている。

・日本市場からは撤退したが、液晶やメモリの世界シェアは最強

・オーナー企業でフットワーク軽い、けど後継者が育つかは問題
良くも悪くもオーナー企業。先代、今の社長は超優秀。
カリスマ社長依存による後継者問題あり。

・2番手戦略で研究開発費は抑える。
リバースエンジニアリングによる、徹底した2番手戦略で
研究開発費の使い方を効率化している。
また世界展開の際に、
現地のニーズに合わせた商品開発をしており、
その国のニーズを徹底的にリサーチする。
このマーケティングコストも研究開発費という扱いになっているらしい。
これはとてもユニークな考え方だな。

・マーケットイン!
日本の企業はプロダクト・アウト志向で
良い物を作れば世界で売れると思っていた。
でもサムスンはマーケット・イン志向。
必ずしも高機能でなくても、必要十分な機能を
リーズナブルに提供できた方が勝つ!
現地のニーズをリサーチし、要求を満たす品質のものを提供する!
だから製品の機能や品質は日本のメーカーの方が優れている点は多々あるが、
世界の売上ではサムスンの足元にも及ばない。

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