ポイント10%還元と送料無料の
発表が記憶に新しいZOZOTOWNですが、
効果の程はどんなもんなのか、見てみた。
数字はスタートトゥデイ社のIRライブラリ内にある月次概況を参照してます。
(注)
2.受託販売にかかる分も販売価格ベースで算出した、EC 事業全体の販売高を表す数値
3.「ZOZOTOWN」の登録会員数(ゲスト購入者は含まない)
4. 過去1年以内に1回以上購入したアクティブ会員数(注5)とゲスト購入者数(注6)の合計人数。
5.過去1年以内に1回以上購入した会員数(ゲスト購入者は含まない)
6.会員登録を行わず購入したユニーク購入者数
7.数値は速報値であり、修正する場合があります。
さて、ポイント10%還元と送料無料がスタートしたのが11月1日、
確かに11月の数字はどれも上向いている。
なかでもZOZOTOWN自ら月次概況で触れているように、
会員数の純増数が単月10万人を越えたのは、セール時期以外では初めて、とのこと。
如何にこのキャンペーンが話題になり、新規会員の獲得に繋がったかが推察される結果。
そしてZOZOはあんなにSALE時期にマス広告打ちまくっていたのに、
10%還元っていう実質値引き情報で動く層はまだまだいるのね、とも思ったり。
でも、この10%還元はSALE品は対象外なので、
12月~2月半ばくらいまでは対象商品がすごく減るはず。
で、来春のプロパー品も全部10%還元されるかねってところがポイント。
うちのブランドは10%還元の対象外にしろー!ってなメーカーからの要望が
結構出ているという噂もあり、ふたを開けてみたら、結構人気のブランドが
丸ごと対象外に、なんて事態もありえるかも。
それでも効果があるならやめられない、ってなるのかもしれないけれど、
個人的には、あれだけ鳴り物入りではじめて、メーカーとの仲もこじれて、
でも、効果はこれだけ?という印象。
実際マーケットの反応も期待はずれだったようで、
この概況が発表された12月4日以降、しばらく株価も落ちてる。
個人的には今回の1手は悪手だったと思っているので、
なんとか「値引きではない」次の一手を仕掛けて欲しいな。
ZOZOの失速はアパレルEC全体の失速にも繋がるので・・・・・・
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