マーケティングに法則があるか、という問題に
正面からYESと言い切っている本がある。
アル ライズ,ジャック トラウト,Al Ries,Jack Trout,新井 喜美夫
東急エージェンシー出版部
売り上げランキング: 5630
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マーケティング戦略の大家が書いた本書は、
刊行から18年経った今でも手元に置いて折に触れパラパラとめくりたい良書。
だって、彼らは言い切ってるんです。
「マーケティングには法則がある。法則に反したら必ず失敗する!」
法則は早々変わるもんじゃない。だから古びないのも当然と言えば当然か。
例えば彼らは22の法則の中の1つ、
「一番手の法則」としてこんな事を言っている。
①大西洋を最初に単独で横断飛行した人物の名前は? そう、もちろんチャールズ・リンドバーグだ。
②大西洋を二番目に単独飛行した人物の名前は? おそらく簡単には答えられないだろう。P13
答えは、バート・ヒンクラーなのだけど、確かに知らない・・・。
カテゴリの中で一番になることがいかに重要か。
なれないなら、一番になれるカテゴリを作ればよい 、という話に繋がってくる。
22の法則の1つ1つが、具体的な事例とともに
わかりやすく書いてあるので気楽に読めて、役に立つ。
ちなみに、法則があるからと言って簡単に成功できると言ってる訳ではない。
22の法則はそれぞれ納得感のある物ばかり。
だからこそ、それに反さずにマーケティング施策を行っていく事は
それなりに難しいのよね。
自分が今、大きな間違いを犯していないか振り返るのに最適。
きっと読むたびに新たな発見があると思う。
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